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 設計とは、人との出会い・巡り会いによって始まります。建築すると言うことも同じです。

施主がいて、設計者がいて、それをつくる職人がいる。様々な出会い・巡り会いが一つの建物を完成させるのです。

 設計について

1.出会い・巡り会い

 まずは、電話やメール等でご連絡を頂いて、日時を設定して、当事務所においで下さい。もちろん、こちらからお伺いしても構いません。お気軽にご連絡下さい。

 お会いして、様々な条件・要望を確認します。尚その際、新築であれば敷地の所在地、敷地図、測量図等の図面類、リフォームなどであれば、建物の建築確認済み証、確認申請書副本、完了検査済み証などをご用意頂きます。

 こちらからは、「今日までの生活・明日からの生活」と名付けたアンケートを用意していますので、こちらに記入頂き、要点のヒアリングもさせて頂きます。同時に現地の確認をしまして、後日ラフプラン(配置図、平面図、立面図、スケッチ等)を何案か提示いたします。この間、官公署との打合せ・確認、実測、インスペクション等が発生する場合には、業務経費として一律5万円を戴きます。尚その後の設計監理契約締結に際しては、契約代金に充当します。

                                          (この間 約2週間ほど)

2.ラフプラン提示、打合せ

 何案かのラフプランを提示し、打合せを数度経て、お互いの合意が出来ましたら、基本設計業務契約を締結して頂きます。

建物の規模によりますが、20万円から50万円ほどの業務契約金を戴きます。基本設計は、原則面談での打合せと、FAX及びメールでの打合せも行います。模型やパース等を作成し、よりリアルな設計にします。

 設計も終盤になってきて、仕様が決まってきますと、概算見積を作成します。ここで、コスト調整を行い、ほぼ基本設計が完了します。この時点で、業務経費と業務契約代金を含めた設計料を決め、設計監理契約を締結して戴きます。

                                          (この間 1〜1.5ヶ月ほど)

3.実施設計、官公署への書類提出、施工者決定

 基本設計に基づき、実施設計図書を作成します。規模にもよりますが、構造設計、電気設備、給排水衛生設備の各専門の方に協力してもらいます。一般の住宅でA3またはA2の設計図が20枚程度になりますし、施設などの場合60枚を超えます。

 いよいよ建築確認申請書等を提出し、一方で、施工者の選定・入札も行い、施工者を決定します。

 建築確認済み証と引き替えに、設計業務完了報告書にサインを戴き、設計業務は完了です。

                                          (この間 1〜1.5ヶ月ほど)

4.工事請負契約の補助・現場監理

 近隣の方との挨拶も済み、いよいよ工事が始まります。現場監理は、施工者と念入りに打合せを行い、施主の方の想いをくみながら進めます。官公署の検査や、いろいろな立ち会いもこなします。現場の記録写真撮影、定期的な施主への報告も怠りません。工事の現場は、施主、設計者、施工者が互いに心を一つにしていかなければ進みません。その為の調整役も買って出ます。調整の範囲は人間関係、施工方法、金額調整等様々です。

 やがて、建物が形になってきます。そして完成、引き渡しの日が来ます。引き渡し検査の日に、施主の方に現場監理業務完了報告書にサインを戴き、各種業務報告書と竣工図面製本をお渡しして、現場監理業務は終了です。

                                          (この間 4〜6ヶ月ほど)

5.アフターメンテナンス

 人との出会い、巡り会いは長く続いて欲しい。そんな気持ちで、引き渡し後のメンテナンス、相談にも対応しています。

                                          (この間 ずっと    )

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