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アグニを見てきました。


 先日、甥っ子の野球の応援に行った帰り、金沢のB.S.Aさんのショールーム、ウッドペッカーに立ち寄りました。

かねてから興味のあった、薪ストーブ、AGNI-CCを見たかったのですが、現物は予想よりかわいらしい感じでした。

1560年創業の、岐阜県の鋳物メーカー、(株)岡本の製品ですが、Made in Japanを誇るだけあって、造りもしっかりしていました。この製品は、ネット検索で見つけたのですが、発売が2014年2月、この時には我が家はドブレを使っていました。もし、もう少し待てたなら、絶対にAGNIにしていたと思います。Made in Japanのこだわりもありますが、何より針葉樹を焚けることが一番です。もちろんドブレでも杉などの針葉樹を焚いていますが、ナラなどの広葉樹に比べると持ちは劣ります。AGNIは、触媒を使っているので、3〜5年おきに交換をしないといけないのですが、費用は5万円ほどだそうです。これを、高いとみるか安いとみるか。針葉樹を焚けることを考えれば、納得できる気がします。

 いま日本では、伐採期の国産材が豊富にありますが、依然として輸入の北米、北欧材がハバをきかせています。少しずつ見直されてきているとは言え、国産材に需要は少ないと言わざるを得ません。まして富山の県産材となると、悲惨な状況が続いています。私が毎年薪集めに行く山も、手入れもされず、荒れ放題ですから。春先の強風の日、道路沿いの樹高30m程の杉の木が根ごと倒れていました。道路沿いのこと、近隣の関係者の方の了解を得て、玉伐りし、薪として割りました。

 いま、間伐もされず、放置される森林が問題視されています。豪雨災害の一つに、土砂崩れがありますが、山が、森が保水力を失っているためです。森は緑のダムと言われます。自分が活動しているフォレストリーダーの小学校などへの出前講座「森の寺子屋」の中で、県が作成した、森の教本を使った講義のなかで取り上げて、子供達にその大切さを教えています。未來の大人達が、森に関心を持って付き合ってくれることを祈っています。

 間伐がなされず、放置された森の再生には、そこで出た伐採木を有効に活用する方法が必要です。建築用材として使えればいいですが、割合としてはほとんど無いに等しいのではないでしょうか。となれば、バイオマスとしての活用が考えられるわけです。カーボンオフセットで、温暖化防止にもなります。薪ストーブの、活用方法の一つです。

 薪ストーブユーザーの悩み軽減にも一役買う、AGNIの薪ストーブ、私はこれから応援していくつもりです。

関心がお有りの方に、(株)岡本のホームページはこちらです。

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